きなこのゆるゆる養生日記

胃弱&自律神経失調気味な主婦の日々の記録

大切で幸福な1日

1月8日。

 

年末から、いや数年前からソワソワと待ちわびていた日が来ました。

 

大事な人たちの、大事な瞬間に立ち会うのです。

 

年末にやっと行けた美容院。

今の私の、元気そうな姿を見せたい。

その時間を笑顔で過ごしたい。

 

 

11月から各所と連絡を取り合い、ようやくその日を迎えました。

 

 

自治体主催で行われた二十歳の集会です。

 

 

8年前に卒業させた教え子たちに会うのです。

 

朝から緊張で息苦しい。

ソワソワして落ち着かない。

散歩して、気をまぎらわす。

 

いよいよ出発の時間。

 

会場前の広場に当時の保護者の皆様がいる。

8年経っても変わらない明るいお母さん方。マスクをしていても、遠くから見てすぐわかる(^^)

うれしくて、一気に緊張がほぐれる…。

式が終わるまで、しばしおしゃべりに花が咲きます。

 

そうこうしているうちに、二十歳の若者がゾロゾロと出てきて…待つこと数十分…。

あ…、あの子だ!

みんな出てきた!

8年経ち、立ち姿話す言葉まで立派になった若者たち…。

でも、表情や雰囲気は昔のままで。

 

懐かしさもあり、話したいこともたくさんあり。

みんなの近況を聞くのが楽しくもあり。

 

8年前、5、6年と2年間担任させてもらった子どもたち。

最後のほうは、思春期真っ只中で、お互いぶつかり合っていたなぁ。

 

そして、今日の私の役目。

みんなの宝物と二十歳の自分に宛てた手紙を入れたタイムカプセルを開封すること。

 

皆に集まってもらい、1人ずつ名前を呼んで手渡しました。

 

サッカーや空手の道具、筆箱、持ち手の取れたボロボロの手提げ…。

一つ出るたびに笑い声が起こりました(*^^*)

 

最後に記念写真。

私「みんな、いくよー!ハイ チーズ!!」

女の子「きなこ先生のハイチーズ、超なつかしい!!」

どうやら、声は変わっていないらしい(^_^)v

 

 

1時間で終わるところが、2時間近くかかりましたが、本当に良い時間でした。

 

「幸せ」とは、昔は「幸運」という意味に近いニュアンスで使われていたそうです。

 

今日の私は、当時担任させていただけた幸運、今日晴天の下、みんなで元気に会えた幸運、まぎれもなく幸せでした。

 

みんな、そろぞれの人生をしっかりと歩んでいるんだな。

 

少なくとも、私の中では、一生忘れることのない、明日からの生活に希望がもてるような出来事でした。

 

 

この社会を、少しでもいい形で若者たちに引き継げたらいいな、そんな1人に自分もなれるのだろうかと思いました。

 

 

「ありがとう、がんばってね!」

 

 

会えてよかった。

彼らに出会えてよかった。

ありがとう。