きなこのゆるゆる養生日記

胃弱&自律神経失調気味な主婦の日々の記録

あらためて自分を見つめる(社会人になってから退職に至るまで)

 こんにちは、きなこです。

 

 少し前のブログで、

「今の自分の体調を語るうえで、過去の自分の体質や気質と向き合うことが必要かもしれない。」という思いで、自分の子ども時代や学生時代を、体質や気質面を軸にして振り返りました。

 

 これが、自分にとっては、かなり負担になる作業でした( ;∀;)

 

 書いていくうちに、(本当にそうなのか…一面的にしか見れてないんじゃないか…)なんて考えだしたら、自分って何だかよくわからず、どんどん深みにはまりました(^^;)

 

 膨大な過去の体験やエピソードを短くまとめることも、ブログを始めたばかりの私には、大仕事でした(;´Д`)

 

 

 さて、今日は、22歳で就職してから、42歳の今までを振り返ってみようと思います。

 

 

 仕事を退職したばかりで、仕事のことを思い出すとどうしても感情的になってしまうので、ここでは、体調不良につながったであろう事実だけをまとめてみます。

 

 今から書くことは、大変だったことばかりになってしまいます。

 

 でも、とても大変な仕事でしたが、私は仕事を通して、たくさんの成長をすることができました。また、たくさんの出会いがありました。本当に、宝物です。

 

①20代前半

 大学を卒業し、そのまま関東で就職。

 

 仕事内容は、「とてもハードだった。」の一言です。

 ・5:30ごろ 起床

 ・朝6:30 家を出る。

 ・6:50~7:30 満員電車で通勤(乗り換え1回)

 ・7:30~   仕事開始

 ・8:00~17:00 勤務時間(休憩時間は設定されていますが、あってないような状態。休憩時間も普通に仕事。)

 ほぼ、一日中立ちっぱなし、動きっぱなし。人と関わる仕事で、頭脳労働と精神労働がメイン。事務仕事もこなす。

 ・17:00~21:00 残業

 ・21:00~21:50 帰りの通勤時間

 ・22:00ごろ 帰宅

 ・22:00~23:00 夕飯、お風呂、洗濯等

 ・23:00~翌日02:00ごろまで 家で持ち帰り仕事や仕事関連の勉強。

  (寝落ちしてしまったときは、翌朝4:00ごろ起きて、仕事。)

 

 ・土日もどちらか一日は、職場まで行って残業。家でも仕事。半日休めればOK。

 

 それでも、月に1回くらいは、友達とご飯食べたり、買い物したり、日帰り旅行に行ったりと、充実していました。

 

 このころ、夕飯も朝食も、コンビニかオリジン弁当で買っていました。土日もほとんど自炊はせず、炊飯器を使うのは年に2回くらいでした(笑)

 大学時代まで、自炊をがんばっていたのに…。

 

 でも、若さでなんとか乗り切っていたし、周りの先輩や同期もそんな感じで、仕事で忙しいことが楽しくもあった(おかしいですよね…)。部活や受験勉強に打ち込んでいるときと同じような感覚でいました。

 

 

②20代後半

 体調面で異変が…。まず、あれだけ大食漢だった私の胃が弱ります…(^^;)

 

 こんな生活していたら、当たり前ですよね。

 

 ちょうどタイミングがあって、27歳のときに地元に帰り、また同じ職種で働きます。

 実家には戻らず一人暮らし。

 

 電車通勤から車通勤に変わりましたが、基本的には同じような生活を続けました。

 

 この頃には、身体が明らかにおかしくなっていました。精神面でも、同期の仲間と離れてしまったことがあって、さみしさを感じていました。

 ただ、実家が近かったので、両親にはとても助けられました。

 

 

③30代前半

 生理前の吐き気や動悸が強まり(年齢的にも体調が変わってきたのか)、そういう時期は運転もままならなかったのですが、最寄りのコンビニで休んだりしながら、なんとか通っていました。

 

 疲れがひどい時期は、体調も悪化し、定年退職した父親に送迎してもらって仕事に行っている時期もありました。

 

 胃の不調と生理前の不調がひどくなり、かなり痩せました。

 

 そのため、一人暮らしをやめて、両親と同居することにしました。食生活はかなり改善されました☆

 

 

④30代後半(育休中)

 35歳で結婚。36歳で出産。つわりはひどいほうで、2ヶ月くらい水も飲めず、点滴で生きていました。1ヶ月で7kg痩せました。そのあと、ひどい貧血にもなりました。

 

 出産してからは、授乳や夜泣きで睡眠不足が2年くらい続きました。体調がますます不安定になりました。めまいや吐き気、動悸などの不調がありました。

 

 子どもを連れて出かけても、支援センターの遊び場や公園の芝生の上で横になって動けなくなってしまったり、スーパーの真ん中でしゃがみこんでしまったり。

 

 散歩に行こうと出かけても、100mくらい歩いて具合が悪くなってしまったり。動き回る子どもを連れての外出に恐怖を感じ始めました。このころ不安症が始まったと思います。

 

 

⑤30代後半~40代(仕事復帰)

 心身ともにボロボロで、退職も考えましたが、「復帰が前提の育休だから」という当然の理由で説得され、なんとか復帰します。

 

 結婚前までは、時間と仕事量でカバーしていたのに、育児や家事と両立しながらそれはできません。

 どたばたと出勤し、1時間ほど残業してバタバタ帰る日々。

 その頃は、

 ・朝4:00~5:30 もちかえり仕事

 ・5:30~    朝食、身支度

 ・6:30     娘を起こす。朝食を食べさせたり、着替えさせたり。

 ・6:50     出発(娘の送迎は7:20ごろ出勤する夫の役目)

 ・7:30~    仕事開始

 ・8:00~18:00  仕事

 ・18:30     娘を保育園に迎えに行く

 ・18:50~    夕食づくり、晩御飯、お風呂

 ・21:30ごろ   寝かしつけ、娘と一緒に寝る。 

 

 もともと、万全の体調ではなかったので、当然、ガタガタッと体調が悪化します。

 

 ほとんど食べることができず、豆腐を一口分だけ食べて一日働く…みたいなことが続いてしまったある日、朝から起き上がることもできなくなりました。

 

 このとき、1回目の休職をもらいます。

 

 休職から復帰後は、なんとかがんばれましたが、その1年後の夏。

 夏バテとともに体調悪化…2回目の休職、そして2022年3月末で退職。

 

 

 こんな感じでした。

 

 

 たぶん、20年間近く、「食事、睡眠、運動」という健康の基本を無視し、仕事中心の生活をしてきてしまったことが、私の今の体調につながっています。

 

 とても大変な仕事でしたが、職場の同僚や、仕事で出会ったたくさんの方々。本当に良い雰囲気で、楽しく働くことができました。

 

 でも、最終的には家族や職場の方などに、たくさんの迷惑をかけてしまいました。

 

 自分にとっても、周りの方々にとっても、もっと早い時点で「退職」という選択をしていればよかったのかもしれません。

 

 「生真面目」「我慢強い」性格なので、「手を抜く」「いい意味で適当にやる」ことが本当に苦手だったんだなぁ。と、これを書いている今、思います。

 

 

 そして、今。

 

 

 退職から半年経ってやっと、前を向こうとしています。

 

 家族や両親、夫方のご家族、姉妹、友達…。

 たくさんの方に支えられて、励まされているのを感じます。

 

 早く元気にならなくては。

 

 「食事、睡眠、運動」今の私のやるべきことです。

 

 20年間分、しっかりやろうと思います。

 

 

 

 

 最後までお付き合いいただき、ありがとうございました<(_ _)>